ドメーヌ・フォン・ド・ミシェル（19世紀後半）

フランス　デ ヴィニュロン、ベダリッド（14 Imp. des Vignerons, 84370 Bédarrides,）

砂質と岩質の土壌で生まれるシルキーなスタイル。

ゴネ家は 1600 年からシャトーヌフ デュ パプの地域に住んでいますが、ブドウの栽培を始めたのは 1950 年になってからです。エティエンヌ・ゴネは、シャトーヌフ・デュ・パプの南東エリアにあるブドウ畑を購入し、妻のジャンヌのブドウ畑（ヴュー・テレグラフのブルニエ家から継承）と合わせて、ドメーヌ・フォン・ド・ミシェルが誕生しました。現在、この施設はエティエンヌとジャンヌの孫であるギョームとベルトランによって運営されています。シャトーヌフ デュ パプで 46 ヘクタール (115 エーカー) のブドウ畑を栽培し、AOC コート デュ ローヌとフォン デュ ヴァンのラベルで販売されているコート デュ ローヌ ヴィラージュ シナルグを含むガール地区で 20 ヘクタールのブドウ畑を栽培。

シャトーヌフ・デュ・パプのテロワールはほとんどが砂質と岩質の土壌であり、フォン・デュ・ヴァンの特徴である凝縮感がありながらシルキーな赤ワインのスタイルを生み出します。砂質の土壌は、シャトーヌフ デュ パプの白ワインに素晴らしいフレッシュさをもたらします。

大谷町採掘場跡地下蔵

栃木県宇都宮市の大谷町にある採掘場跡を、ワイン専用の地下蔵として使用しています。旧く大谷石を切り出していたこの場所は、空調設備や加湿器を使わずにワインの保管・熟成に最適な自然環境が揃っている「天然の地下蔵」。最大収容本数は30万本を超えます。フランスから輸入したボトルはすべてこの蔵に運び込み、理想的な環境で管理するため、ワイン本来の味を引き出すべく飲み頃になるまで熟成をさせてから出荷されます。

自然の力による品質管理

ワインにとってダメージとなる4つの要素（冬10℃～夏16℃自然な気温変化・年間通して90％以上の湿度・光が入らない地下空間・振動のない環境）をすべてクリアした「ワインの楽園」が、この地下蔵にはあります。光や振動を遮断しながら、四季の移り変わりとともに緩やかに変化する温度や湿度が、ワインの熟成を助ける一因となっています。

リーファーコンテナによる輸送

シュヴァリエの創業当時から現在に至るまで、輸送の際には全ルートでリーファーコンテナを使用しています。ワインは環境変化に敏感な生鮮食品と同じで、正しく管理することでそのポテンシャルを発揮するもの。細部にまでこだわった輸送・保管方法によって、高い品質のままお客様にご提供することができるのです。