丹丘蒸留所は、香港の新しいものづくりへの情熱と、北海道東川町の美しい自然に育まれています。世界の品評会で数々の受賞歴を持つ「Perfume Trees Gin」を手がけたクリエイターたちが、日本の文化とウイスキー造りの歴史に触発されながら、丁寧に造り上げます。
東川町は大雪山の麓にある、北海道の隠れた宝石のような町です。大雪山からの清らかで豊かな地下水に恵まれ、北海道で唯一、上水道のない町としても知られています。季節ごとに表情を変える自然と、自由な気風のあるこの町で、私たちはウイスキーやジンなどのスピリッツを造っていきます。
私たちは、古くからの技術と新しい技術を融合した製法にチャレンジします。高性能なマッシュフィルタープレス(濾過装置)を用いて、純粋な麦汁を取り出し、発酵の仕上げは日本の伝統的な杉樽のウォッシュバッグ(発酵槽)で行います。懐かしさのエッセンスを加えながら、ウイスキーの味わいを一層深めていきます。
私たちの蒸留所の中心にあるのは、オランダ製の蒸留器「iStill」です。これによって、驚くほどの精度で蒸留が可能になります。さらに、ウイスキーの品質を高めるために、スペイン産のシェリー樽、そして希少な日本産のミズナラ樽を使用します。これにより、豊かで複雑な味わいを持つウイスキーが生まれます。
丹丘蒸留所の革新的なプロジェクトを支えているのは、多才で多様なチーム。2018年に発売した「Perfume Trees Gin」は、香港、シンガポール、台湾、イギリスなどの市場で展開しています。さらに国際的な賞も受賞しており、SIPアワード(米国)のプラチナ・ベスト・オブ・クラス、ジンマスター(英国)のマスターメダル、世界最高のジンラベルデザイン、グレートテイストアワード(英国)の2つ星など、数々の栄誉を受けています。
JAPANESE CRAFT JIN “snow window”
静かで美しい、北海道・東川町の情景をボトルに。
丹丘蒸留所のデビュー作となるクラフトジン「雪の窓」。ジンに馴染みのない初心者の方でも安心して飲むことができる爽やかで清涼なドライジンです。この透明感にどこか東川の澄んだ空気を感じられます。香港で国際的評価を受けた「Perfume Trees Gin」を開発したジョセフ氏の確かな蒸留技術で、唯一無二の味わいが表現されています。
・ボタニカル……ジュニパーベリー、米麹、トドマツ、柚子、ラベンダー、他
・香り…爽やかな柚子やシトラス、トドマツ
・味わい…米麹由来の奥行き
・余韻…スッと雪の中に溶けていくような、清涼感のある後味
酒蔵 | 産地 | 原酒 | 年代 | ポットスチル |
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丹丘蒸留所 | 北海道・東川町 | 小麦(日本) | ノンエイジ | istill蒸留器(オランダ製) |
容量 | アルコール度数 | 飲み方 | タイプ | 保存 | 熟成タンク |
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700㎖ | 45.0% | ジントニック、ドライマティーニ | ジャパニーズ | 冷暗所 | ステンレス製 |
¥4,950
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世界各地のクラフトディスティラリーで次々と導入されている。新しいテクノロジーオランダ製の新型スチル「iStill」
「iStill」という名前の由来について尋ねると、「イカした製品に『i』で始まる名前が多かったからさ」との答え。アップルだけでなく、デルコンピューターもイメージしたとのこと。
形状は丸ではなく四角。素材はステンレススチールだ。内壁に取り付けられた格子状の銅が触媒作用を発揮して、スピリッツから不要な硫黄の風味を取り除く。四角い釜の上にコラムが取り付けられ、プレートがない代わりに銅線で編まれた厚みのあるマットを内蔵。コラムに取り付けられたロボットがヘッド、テール、ミドルカットを峻別する。
スチル全体が、完全なコンピューター制御である。温度、風味構成、純度などに基づいて50種類の異なったスピリッツ蒸溜行程をシステムに入力できる。