お福酒造は、明治30年(1897年)9月、創業者岸五郎により「岸五郎商店」として誕生しました。酒蔵は、長岡の中心部より南東へ約5キロのところへ位置し、豊富な山林と清冽な自然清水を湛える長岡東山山系の麓に建てられております。
岸五郎から命名された「お福正宗」は、岸五郎の『飲むほどに、お客様にも、蔵人にも福が招かれるように』と言う気持ちにあるからなのです。品質の良い酒造りのためなら資金を厭わず、骨身を惜しまず、全身全霊を込めて取り組んだ酒を今もなお、継承しています。
「醸造は、一つの活劇場なり、その千変万化、究極とするところなかるべし」岸五郎の口癖であった言葉といわれます。当時は、冷却装置も無く、自然の気温や湿度を見極め、その都度修正して、酒を醸していた様子が伺える言葉です。また詰口段階においても五郎の精神が受け継がれ、活性炭使用と濾過は最小限に留め、酒本来の味を大切にするということ、飲み飽きせず飲んだときに幸福感を味わえるよう、心地よい上品な甘みを残す酒質は、当時から不変のお福酒造の味わいです。
「米をたっぷり使用し、あえて旨みののる味わいを貫く」
醸造法としては、コスト度外視の酒造法ではありますが、濾過を最小限にし、蔵癖を出し、個性のある酒造りを目指しているからこそ、お福酒造では一貫して、「速醸もと」を使用しています。なぜなら、創業者岸五郎が、明治の時代、全身全霊を傾注し、酒質の向上とともに、蔵の安全性を目指して研究した酒造法であり、そこには、一子相伝の技術があるからなのです。だから、お福酒造は「新潟の酒」でなく、「長岡の地酒」であり続けることを選んだのです。
復興した「山古志」の棚田米で仕込みました。特別純米酒山古志 棚田栽培米の旨味を生かした穏やかなコクがあり、上品ですっきりとした味わいです。棚田での稲作は機械が使えない場所も多く非常に手間がかかりその反面収穫量は平地に比べて少ないのが現状です。しかしそれでもお福酒造が山古志棚田産の米にこだわっているのは棚田には錦鯉の色を鮮やかにすると言われる程の清冽な沢の自然水が流れ込み、また春から夏にかけて朝晩の気温差が15℃という環境がしっかりとした稲を育み食べても酒にしても美味しい米を稔らせるからです。
お蔵元 | 産地 | 原料米 | 精米歩合 | 飲みごろ温度帯 |
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お福酒造 | 新潟県長岡市 | 山古志地区棚田栽培米 | 60% | 10~15℃(花冷)・35~40(ぬる燗) |
日本酒度 | 酸度 | アミノ酸度 | 酵母 | アルコール度数 | 保存方法 |
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+5.0 | 1.4 | 1.4 | - | 15.0% | 冷暗所 |
¥1,430
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搾り初めの圧力をかける前の槽から自然と流れ出る最初の部分だけを瓶詰め。タンクの中で一番新鮮で荒々しい力強さや、香りを味わうことが出来ると言われております。生原酒ならではの米本来のコクを感じる旨味を感じます。※720㎖はラベルが赤色に変更になっております。
お蔵元 | 産地 | 原料米 | 精米歩合 | 飲みごろ温度帯 |
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お福酒造 | 新潟県長岡市 | 五百万石(新潟県産) | 60% | 7~12℃(雪冷~花冷) |
日本酒度 | 酸度 | アミノ酸度 | 酵母 | アルコール度数 | 保存方法 |
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+5.0 | 1.5 | - | - | 17.0% | 要冷蔵 |
¥1,616
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現代日本酒の父と言われる岸五郎氏の酒。加水なしのフレッシュな生原酒が届きました。豊かな風味を封じ込めた期間限定酒です。香りは控えめで、ちょうど良い辛さが飲みやすい。昔懐かしい新潟の酒を彷彿とさせるふくよかでキレのある味わい。
お蔵元 | 産地 | 原料米 | 精米歩合 | 飲みごろ温度帯 |
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お福酒造 | 新潟県長岡市 | 五百万石(新潟県産) | 65% | 7~12℃(雪冷~花冷) |
日本酒度 | 酸度 | アミノ酸度 | 酵母 | アルコール度数 | 保存方法 |
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+5.0 | 1.7 | - | - | 17.0% | 要冷蔵 |
¥1,279
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