ウイスキーの名前の由来は、ゲール語で「生命の水」という意味のウシュクベーハー(Uisge-beatha)を語源としたものと言われています。時代を経るに従い、ウスケボー(Usquebaugh)、Usqua(ウイスカ)、Usky(ウイスキー)と転化し、今日のWhisky・Whiskeyになったといわれています。
ゲール語を使っていたゲール族とはヨーロッパ中西部に起った古代民族ケルト族のうち、海を渡ってアイルランドからスコットランド地方へ移住した一部族。この末裔(まつえい)が現在のスコットランド人やアイルランド人と言われています。
ウォッカ、テキーラ、ラムに名を連ね、世界4大スピリッツの一つとされる「ジン」蒸留酒の素となるのは、小麦やトウモロコシなどの穀物に含まれる糖をアルコール発酵させたお酒(醸造酒)。これを熱し、気化したアルコールを冷却・液化させたものが蒸留酒で、醸造酒よりも純度が高くアルコール度数は高くなります。
ベースとなる蒸留酒に、風味づけのためにボタニカル(ジュニパーベリーを含む植物成分)を加えて再蒸留したものがジンです。
※ジュニパーベリーは、ウッディな香りをもつ甘味と苦味のバランスが魅力のボタニカル。
ブランデーは、果物を原料とする蒸溜酒。ブランデーといえばぶどうを原料にしたものを指すのが一般的。その他、さまざまな果物が使われ、「フルーツブランデー」と呼ばれ区別される。
「世界三大ブランデー」は「コニャック」「アルマニャック」「カルヴァドス」