Domaine de Florian “Les Hauts de Fleurens”

上質な日常ワインとして、常備したい一本。

このドメーヌは、偉大な散文詩人フロリアン（1755～1794）が創設したことに由来する。このワインは本来ならばA.C.ラングドックなのだが、「高い税金を払ってワインの価格が上がるのは良い事ではない」と本人の意向により敢えて格付けを下げペイ・ドックになっている。当主リコ氏がシャトー・ペトリュスで醸造を担当していただけに、ボルドーの高級ワインタイプの方向に沿って仕込んでいる。

★味わい：ブラックチェリー、ブルーベリージャムの様な甘い香味。なめらかなタンニンがやさしく口の中で広がる。ゆったりとして味わわせる日常消費ワインである。

★美味しい飲み方：中樽型グラス、抜30分、17°C。

★合う料理：小羊の香味風味焼き。焼鳥特にハツ（塩）。赤身の寿司。肉のパテ。ハヤシライス。

Domaine de Florian “Les Hauts de Fleurens”

あえてペイ・ドックでいることで実現したコスパの良さ

ガルド県の地酒 ドメーヌ・ド・フロリアン、リコ家吟醸このワインは本来ならばA.C.ラングドックなのだが、「高い税金を払ってワインの価格が上がるのは良い事ではない」と本人の意向により敢えて格付けを下げペイ・ドックになっている。この白は、当主リコ氏がかつてボルドーの3つのシャトーの醸造長であったことからもスッキリしつつも力強い口当たりが特長的。皮浸漬を4時間、ミュスカデの酵母を使って発酵させた。また、当社の要望に応じて白ワインの高級三大ブドウ品種であるソーヴィニオン・ブラン、ヴィオニエ、シャルドネの中からその年の出来が良いブドウだけで仕込んでいる。

★味わい：マンゴーやパイナップルのアロマ。ライチのような口当たり。グレープフルーツのホロ苦さがバランス良い。

★美味しい飲み方：小風船型グラス、10°C位。

★合う料理：サーモン等にオリーヴオイル、レモン、塩、ニンニクを、自椒をマリネ。白身魚の天ぷら。ブイヤベース。

Domaine de Florian “Syrah”

樽熟成24ヶ月、このクラスの赤としては異例。

このドメーヌは、偉大な散文詩人フロリアン（1755～1794）が創設、地中海の年モンペリエから内陸へ 50km程の高原にある。夏は太陽が強く暑いが、乾燥していて一日の温度差が15°Cもある。ブドウの糖熱がスムーズで酸分が保たれる好適地。ドメーヌ・ド・フロリアンのリコ氏はメルロを世界的な品種に引き上げたシャトー・ペトリュスで5年間ワイン造りをしていた。その後、現在のドメーヌを引き継いでいる。そのリコ氏がこの赤品種シラーを本格的に仕込んだのがこのワイン。皮漬け浸漬が5週間、ホワイトオーク樽で24ヶ月間熟成とこのクラスの赤としては異例。

★味わい：森の香り、カカオに最上の醤油の味覚がする。

★美味しい飲み方：中樽型グラス、抜栓1時間、18.5℃位。

★合う料理：ビーフステーキ赤ワインソース。寿司。うな丼。ごま、醤油せんべい。

Domaine de Florian “Sauvignon Blanc”

こだわりのブレンド酵母発酵。

このワインは本来ならばA.C.ラングドックなのだが、「高い税金を払ってワインの価格が上がるのは良い事ではない」と本人の意向により敢えて格付けを下げペイ・ドックになっている。当主リコ氏はシャトー・ペトリュスの元醸造長、そのため一切妥協のない造りをしている。皮浸漬を4時間、ローヌとポルトガルの酵母で発酵させるという拘りからもカの入れ具合が判る。

★味わい：ジンチョウゲの花香。ライチ、青リンゴの様な甘酸っぱいさわやかな酸味が清々しい。南仏特有な丸く厚みのある味わい。

★美味しい飲み方：小風船型グラス、抜栓30分。10°C位。

★合う料理：白身魚の天ぷら。鮃のムニエルやマリネ。オードヴル全般。ブイヤベース。

Domaine de Florian “Rose”

地中海ヴァカンスでの海辺の食事にふさわしいローゼ。

このワインは本来ならば A.C.ラングドックなのだが、「高い税金を払ってワインの価格が上がるのは良い事ではない」と本人の意向により敢えて格付けを下げペイ・ドックになっている。地中海のワインといえば、ロゼが最も評価が高い。ヴァカンスでの海辺の食事にふさわしい。リコ氏はペトリュス等3つのシャトーの醸造長をしていただけに、極めて落ち着いた大人のロゼに仕上げている。

★味わい：イチゴゼリーやアンズのアロマが鼻孔をくすぐる。キウィのスッキリした風味が南仏らしい。

★美味しい飲み方：小樽型グラス、抜栓20分、13°C。

★合う料理：青身魚の塩焼きオリーブオイル掛け、鶏のソテー（オリーブオイルやレモンと好相性）・白インゲンやジャガイモ添え