shrb drinks -シュラブ-

フェンネルやアニスのボタニカル由来のアロマのなかに、搾りたてのオレンジやレモンのニュアンス漂うアブサンを思わせるテイスト。（※規格変更によりラベルや蓋のデザインが一部変更となっております。）

-テイスティングコメント-ドライハーブの植物的な香りを昆布だしのような旨味が下支えする。全体的に丸い味わいでヴィネガーの酸が余韻にアクセントをつける。癖になる味わい。

-相性の良い素材-昆布だし、ドライハーブ、フェンネル、タイム、みかん、生姜、漢方薬、白木。果実感やフルーツ感はほとんど感じさせず、乾燥したハーブや昆布だしの特徴的な香り。グラスを回すとフレッシュやフェンネルやみかんも。

-ペアリング-香りのインパクトが強いが、味わいは旨味、果実感、酸味とバランスがよく用途は広い。香りで合わせることを目指すよりは、料理の味わいのテンションを合わせることで食事に香りや複雑味をプラスすることができるだろう。

ジュニパー・ベリーやピンク・ペッパー、ラベンダーのボタニカルな要素に爽やかなライムを感じるジントニックを思わせるテイスト。（※規格変更によりラベルや蓋のデザインが一部変更となっております。）

-テイスティング-夏の草むらに顔を突っ込んだような青々しい香り。暑い時にごくごく飲みたい。口に含むと夏蜜柑のような爽やかな甘さを苦味と酸味が引き締める。

-相性の良い素材-ライム、レモン、ジュニパー、ペッパー、草むら、ミント、ホワイトエール、オレンジの皮、ヴィネガー。清涼感のある爽やかな香り。ライムや芝生、ミントといったグリーンのニュアンスが強い。苦味を感じさせるビールのような香りも。

-ペアリング-青々しい香りと柑橘の皮やビールのような苦味があり、非常に清涼感を感じる。ヴェトナムやタイなどの東南アジアの料理や、ハーブなどを使ったモダンなフレンチの前菜などで活躍するだろう。あまり油分の強くない、軽い料理と爽やかに合わせたい。

すりおろしたしょうがと華やかな 薔薇の風味、そしてオレンジピー ルのアロマ。オレンジキュラソー を彷彿とさせるテイスト。（※規格変更によりラベルや蓋のデザインが一部変更となっております。）

-テイスティング-全体的に柔らかく丸い印象だが、ヴィネガーの強さが主張する。海、太陽みたいなイメージの香り。

-相性の良い素材-オレンジ、温州みかん、グリーンレモン、アニス、シナモン、ジンジャー、キャロット（ボイル）、ヴィネガー、シトラスピールの苦味、オレンジの甘い香り、ヴィネガーと炭酸の刺激

-ペアリング-全体的に軽めの料理の方が合わせやすい。肉料理は煮たものよりは焼いたもの。はっきりとしたオレンジのフレーヴァーをシトラスの苦味とジンジャーのニュアンスで引き締める構造なので、料理のスタイルをほぼ問わず活躍する場がある。

もぎたてリンゴにナツメグ、シナモン、ラベンダーのニュアンスを感じる強いキックが特徴のテイスト。（※規格変更によりラベルや蓋のデザインが一部変更となっております。）

-テイスティング-ドライハーブや植物の香りが強く、林檎の香りがほのかに香る。香りとは裏腹に味わいは柔らかく、ヴィネガーと炭酸が適度なアクセント。全体的にスマートな体躯。

-相性の良い素材-すりおろした林檎、陳皮、木の皮、ドライラベンダー、タイム、ナツメグ、ヴィネガードライハーブのような落ち着いた香りが支配的、林檎の香りがハーブの強さを和らげる。ヴィネガーと炭酸の刺激は柔らかめ。敢えていうなら冬の味わい。

-ペアリング-名前のイメージと反して非常にハーブやスパイスの香りが強い。それもフレッシュではなく乾いたものの香り。落ち着いた印象で味わいも深いので、根菜や豚肉などと相性は良い。油分の強いものや煮込みよりは、シンプルに焼いて油を落としたものがいいだろう。ペアリングしがいのある一本。

イギリスで最初にラガーが醸造された1835年を記念して造られた1835ラガー。爽やかさとコクのあるテイスト。

-テイスティング-ビールとしては柑橘系の香りが強く、ややホワイトビール的。苦味は控えめでみずみずしく、フレッシュで軽い味わい。

-相性の良い素材-オレンジ、レモンピール、ストロベリー、麦芽、ビネガー。麦芽の香りもあるものの、フレッシュな柑橘系の香りが強く、ビネガーと相まって非常に華やかな印象。

-ペアリング-非常にボディの軽いビールだと考えてほぼ差し支えない。ナッツやスナック、揚げ物などと、食前に軽く楽しむのに適している。ペアリングして楽しむというよりは、単純にビールの代替品として楽しんでもらいたい。

3種類のアメリカンホップを使用して造られるアメリカンペールエールスタイル。

-テイスティング-シードルやオレンジの花のような華やかな香りがあり、味わいもしっかりとした厚みと苦味が表現されている。ビネガーはほとんど主張しない。

-相性の良い素材-オレンジブロッサム、洋梨、シードル、ホップ、麦芽、ビネガー。フルーティーで力強い香り。香りから苦味も感じ、僅かにビネガーのニュアンスもある。

-ペアリング-力強くバランスの良い味わいが魅力的。ややしっかりした揚げ物や魚介のソテーなどでも十分楽しめるだろう。ノンアルコールドリンクの中でもミッドパレットがしっかりしており、充実感がある。

船旅に耐えうるビールとして造られたIPA。ブライティーとはインドへ赴任された軍人が使った英国を指す言葉です。

-テイスティング-柑橘の香りが広がり、非常に複雑で印象的。味わいもバランスが良く、力強さがあり、苦味も強く心地よい。ビネガーの酸味はほとんど気にならない。

-相性の良い素材-パッションフルーツ、オレンジ、ホワイトチョコレート、いぶりがっこ、麦芽。密度のある力強い柑橘の香り。グラスを回すとチョコレートの香りが大きく広がる。複雑で力強い。

-ペアリング-ほとんどノンアルコールであることに気づかないクオリティなので、通常のIPAと同じように考えることができる。スナックやナッツでもいいし、フリットなどの揚げ物でもよい。ホップのニュアンスが強く、しっかりした重さのある料理とも合わせることができる。

英国でスタウトに惚れこんだロシアのピーター・ロマノフ（ピョートル1世）に向けて造られたロシアン・インペリアル・スタウトのスタイル。

-テイスティング-深みのあるスタウトの香りがよく表現されている。味わいはスタウトとしては軽めで明るく、余韻の苦味と僅かな酸味が心地よい。

-相性の良い素材-コーヒー、ダークチョコレート、ベーコン。コーヒーやチョコレートの苦味を感じる香り。香りに薫香もあり深みがあるが、やや明るいニュアンスも感じる。

-ペアリング-香りは深みがあり濃厚さを感じるが、味わいは比較的明るく伸びやかなので、味わいがしっかりしている揚げ物や煮込みなどと幅広く楽しむことができる。ビネガーのヒントがあり、黒酢などとの相性は抜群だろう。