梅雨や台風の影響が少ない北海道の夏は、湿度が低く、昼夜の寒暖差が激しいのが特徴です。実はこうした気候はヨーロッパ系ぶどうの栽培にとって最適な条件。北海道はヴィニフェラ系(ワイン専用種)ぶどうの日本一の生産地になっています。北海道は北緯42~45度に位置していますが亜寒帯性気候に属していることから、ぶどう栽培の気候区分では「リジョン1」にあたります。これはヨーロッパの北部、北緯49度付近と同じ。ぶどうの栽培にとってはもっとも冷涼なエリアです。この「リジョン1」にはドイツをはじめ、フランス北部のシャンパーニュ地方、フランスとドイツの国境地帯にあるアルザス地方などが含まれます。これらは世界的な銘醸白ワインの産地。こうした産地にならい北海道ワインでは白ワインを主品種に据えています。北海道ワインの白ワイン用ぶどうと赤ワイン用ぶどうの比率は、白が65%、赤が35%ほどです。
小樽から北東へ約100kmの浦臼町鶴沼地区に、自社農園「鶴沼ワイナリー」があります。総面積は447ha、ヴィニフェラ系ぶどう栽培としては日本最大の規模です。また、本社と醸造所のある小樽市をはじめ、余市町、仁木町、共和町、ニセコ町、蘭越町など後志管内には、糖度による買い取り価格決定を行っている契約栽培園があり、その規模と範囲は道内32市町村、約400軒の農家に及びます。主として、鶴沼ワイナリーのある空知エリアではヨーロッパ系ワイン専用種が、小樽や余市などの後志エリアではナイヤガラなどの生食用品種の栽培がさかんです。北海道ワインには巨大な原料供給体制が確立しているため、毎年安定したワイン生産が可能です。年間のぶどう使用量は約2,500トン、これは北海道全体で収穫されるぶどう全量の4分の1を占めています。「北海道農業に必要な企業でありたい」、それが私たち北海道ワインの願いです。
糖度を高めるために完熟を待って収穫したナイヤガラのみを醸造しています。ナイヤガラ特有の葡萄の香りを強く感じさせるデザートワインで、食事との相性にとらわれないタイプです。
~受賞経歴~
04年産 第3回国産ワインコンクール 銅賞受賞
05年産 第4回国産ワインコンクール 最優秀カテゴリー賞受賞
07年産 第6回国産ワインコンクール 銀賞受賞
08年産 第7回国産ワインコンクール 銅賞受賞
生産者 | 産地 | 品種 | タイプ | 色 |
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北海道ワイン株式会社 | 北海道小樽市 |
ナイアガラ種100% |
ライトボディ | 白 |
生産年 | アルコール度数 | 保存方法 | 飲み頃温度帯 | 化粧箱 | - |
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- | 8.5% | 冷暗所 | 7~10℃ | なし | - |
¥1,512
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